14)いきなり資金ショート??編
商売をやっていると大小さまざまな失敗ごとはあるのですが、自分の中で覚えている大きな失敗の二つ目が二号店出店の時期かな
まぁ一つ目は飛ばしているけど、大まかに言えばルールを明確にしていなかったことで任せられる体制作りが出来ていなかったこと
これには本当に多くのことを悩んできました(具体的にはいつか、、笑)
それよりも出店をしてから、色々と懸命にやってきて半年もしてくるとなんだかんだお店という形になってきた
そう言えばこの時期に「生レバ」「ユッケ」が禁止になりました
ユッケは後だった気がするが、まぁこの時期です
商売を初めて割とすぐでした
なのでピンチの時期に必ずいるというか、なんというかいつもピンチだと感じることはそうなく「これも何かの教訓だ」と思えるのは自分でも良い性格だと思っています笑
なんだかんだ結構常連さんもついてくれて、ポツポツと知ってくれる人も増えて繁盛していきました
スタッフみんなエネルギーもあるしお客さんの満足度は高かったと思います
まだ半年くらいですがこの頃には出店も考えて始めていましたので事務所を3階に借りて(2階も空いていたけど家賃が1万安かったので)
高校生のアルバイトたちは土日には毎回事務所に居てそこで勉強をしていて、忙しくなったらヘルプをするという素晴らしい(?)環境でした
※強制ではないですよ笑
ただし少しずつお金は溜まっているのだけど出店と考えると全然
で銀行との付き合いが始まるわけです
その頃は今思えば結構無茶振りをされていたなーと感じます
実績もなかったわけですし当然ですが
出店資金を貸してください!はいOKですよ!というトントン拍子な話でもなく
「この数字は?」「これは?」と質問をひたすら繰り返し、「じゃあ来月も」みたいな感じで半年くらい繰り返していたのかな?
大人の階段を登っている感じで変に達成感はあったのだけどね
今、思い返すと無茶言われていたと思うのですが笑
それで物件も出来、オープンしてから一年が経つころにOKが出て店舗探しを始めて出店
出店費用はギリギリで自分で塗装などをしました
で、このままトントン拍子に行くのだろうと思っていたら、そこでも案の定オペレーションが回らない!
そりゃあ当然ですよね、席数が1.5倍に増えたんだから勝手が違います
ただそこでも懸命にやっていたと思います
箱が大きい分「これは??」とニヤケかけた矢先に、スタッフがノンアルコールとアルコールを間違えてお子様が飲んでしまうという事故がありました
ちょうど見回りをしていて店についた時、救急車が店の近くにそれとなく停まっていて「ウチじゃないだろう」と思っていたら、そういうことで
急いで病院に駆けつけてお詫びと
幸い大事には至らなかったのですが、あの時の恐怖は生きた心地がしませんでした
かと言ってスタッフが悪いというわけでもなく、病院から戻るとそのスタッフと散歩をして「次はなくそうな」と労ったのだけども結局やめちゃいました
まぁそれはなんとなく居心地が悪いというのも分かるのですがね
それはそうと、売場の改善をせねばと思いPOSレジを購入しようと決意
今までは手書き伝票だったのだけど、なんせ箱が大きい分いかに業務を少なくするかが鍵
かと言ってそんなこと出店時には全く考えていなかったので、資金も用意しているわけではなく色々と自分の中でせめぎ合いがあったのですがなんせ最優先は同じ失敗は防ごうと思いその時のお金ではかなり余裕がなかったけども購入
これが大失敗というかなんというか
本当は新店舗分だけで良かったのに、スタッフへの伝達ミスでまさかの二台購入
完全に資金アウト!!
すぐさまキャンセルを打診したのですが、発注をしてしまったため先方は応えられないとのこと!!!
もう怖くて怖くて眠れるはずもなく、真剣に考えていたのですが結局解決の糸口が見えないのでローンで買ったばかりの自分の車を売ることにしました
さよならポルシェ
ようこそPOSレジ
たった3ヶ月しか乗っていないのに漏れなく半額くらいになってしまいましたが為す術なく言われるがまま売却しました、、、
そして僕には多額のローンだけが残ってしまうという日々が笑
ただお金の悩みが済んだことにより「良かった〜」と半分気持ちが晴れたのも確かです👍