itskameoka’s diary

11)カリスマ編

 

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 とにかく自分にとって受け入れがたいことがあったとしても、嫌なことがあったとしてもどんな時でも「貢献をする」というのを自分の行動指針として動くことを決意しました

 

結果ホストをやめて戻るまでに10ヶ月くらいかかったのですが再び大阪へと

 

戻るにあたって色々と考えました

 

前の店も選択肢の一つとしてあったのですが、僕が入った頃に売れっ子だった人らが独立した店が何軒かあって、どちらかと言えばその中でどうしようか迷っていました

 

結果として一番距離感が遠く、怖い先輩だったけど一番売れていた人のところに行くことになりす

 

売れていたというのも大きいけど、やめてからちょくちょくと連絡をくれ続けていたことが大きくて

 

いざやるという時にちょっとしたトラブルは合ったのですが、その辺りも解決してくれて

 

前の店での後輩も役職としていたし、僕も最初からどうだと言ってもらえましたが、半年以上もお客さんと連絡をとっていなかったし、虫の良いことも言えないから実際は経験値のある新人だと自分で自覚できていたので役職からではなく新人として入りました

 

これが結果的に後々自分にとって良かったと言えます

 

大阪と行っても前回はキタだったけど今回はミナミというところで

 

一緒だと思いがちですが、当時を分かりやすく言えばキタは綺麗な感じでミナミはコテコテといった感じ

 

お客さんの毛色が違うし、スタッフも街並みも違います

 

リアルに肌で感じたのは戻って3日目

凄い乱闘事件がありました

30人くらいの規模で

 

乱闘というか一方的に殴り込まれたみたいな感じだったのですが、いろんなことを思いました

 

前の店だと有名店だったのでそんなことは微塵も感じなかったしそもそもそんなリスクなんてあることすら知らなかった

ネームバリューがないと他の店から潰されるリスクもあるから一目置かれる店でないと行けないのかとかね

 

環境がガラッと変わって結構シビアな状況だったんですが【貢献する】という事だけは忘れずに毎日懸命に過ごしていました

 

お客さんなんて全然居ないし昔のお客さんに頼っても今更感もありますし、とりあえずやれる事は目の前のお客さんを誰でも喜ばせることに集中していましたし出来ていました

 

お金も、お客さんも居ないけど二回目の新人の時は毎日が満たされていたことの方が大きいです

 

このままやっていけるのだろうか?と多少不安になる部分もありましたが、「俺はこのまま【貢献すること】をやり続けていたら売れるだろうという自信の方が大きかったので焦りは少なかったと思います

 

多少昔のことを知っている人がチクリと言ってきても、笑いに変えてファンに出来る自信も腕もありました笑

 

 

入ってから3ヶ月ですぐに僕の誕生日があったのですがその時きてくれたお客さんはたった3組

 

もちろん誕生日は一大イベントでああいう世界ではかなり少ないし、恥ずかしいことなんですがその時は純粋に感謝出来ました

 

なんせ【貢献する】だけをやっていました

 

見返りを求めず自分のやれることだけやっていくうちに調子の良い日には1日10組くらいのお客さんが来るようになって

 

これは当時ではかなり稀というか他所では居ないと言えるレベルだっと思います

 

お店も100坪とミナミの中でも大箱のレベルとなり翌年の誕生日は20組以上来てくれて朝までずっとシャンパンコールの誕生日でした

 

ちなみに今の株価より半分だった時代なので凄いということです笑

なので今なら2倍は来るでしょう

 

と、言っても朝は誰よりも早く出社して一人でお店のカラオケでモチベーションを上げてからメールを毎日200件くらいはしていたので限界はあっただろうけど自分でも周りでもカリスマと言えるレベルになりました

 

社長に「一世代前のカリスマの人と同じになってきたわ」と言われたのが死ぬほど嬉しかったですしね

 

僕の憧れの人だったので

 

で、そんなこんなを繰り返してプレイヤーの山を上り詰めたと感じた26歳の誕生日に社長と話をして退社することにしました

 

独立を決意した時です

 

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